インプラントの本数を抑えたい

インプラントの本数を抑えたい

お口の中の全ての歯を失ってしまった場合の治療法は、総入れ歯あるいはインプラントとなります。
食事や発声、審美的にも支障のない生活を送るために必要な歯は20本以上とされていますが、1本の治療費が数十万円かかるインプラントを20本入れるとなると、どうしても総入れ歯を選択してしまうことになると思います。

もちろん総入れ歯でも支障のない生活を送ることはできるでしょうが、機能面で劣る総入れ歯ではインプラントと比べて生活の質は我慢せざるを得ません。

このようなお悩みを解消できる治療法がフルマウスインプラントです。

インプラントの本数を抑える
フルマウスインプラントの治療法

フルマウスインプラントは、お口全体の連結した人工歯(義歯)を数本のインプラントで支える治療です。1歯1本のインプラントと比べて大きく費用を抑えることができ、入れ歯と違ってしっかりと噛めるメリットの多い治療です。

当院のフルマウスインプラントは、通常のインプラント治療同様に取り外す必要がないオールオン4/6と、入れ歯のようにいつでも取り外すことができるインプラントデンチャーを選択できます。

オールオン4/6

オールオン4は、上あごまたは下あごそれぞれ4本のインプラントで10~12本の連結したブリッジを固定する治療法です。歯槽骨(歯を支えるあごの骨)の状態によって4本で支えることが難しい場合には6本のインプラントを固定します。(オールオン6)

通常のインプラントと遜色のない機能回復ができ、埋入本数が少ないため治療で身体にかかる負担が軽減できます。

インプラントデンチャー

インプラントデンチャーは、インプラント(人工歯根)の上部にアタッチメントを付けて入れ歯を固定する治療です。 インプラントとは異なり、人工歯をいつでも取り外せることが特徴です。入れ歯は食べものを噛むが天然の歯の半分以下になってしまいますが、インプラントデンチャーは固定さていれるため、しっかり噛めるようになります。

アタッチメントには、強く固定するものやマグネット式で外しやすいものなどを用意しており、生活スタイルに合わせて選択できます。

予算に合わせた治療法を選択する

インプラント治療は、医療保険が適用されない自由診療なので高額の医療費がかかります。また、治療を行えばその状態を維持するためのメンテナンスにも費用がかかることになります。多くの失った歯を少ない本数で治療できるフルマウスインプラントは、長い目で見てとてもリーズナブルな治療だということがわかると思います。

また、フルマウスインプラントでも、オールオン4(あるいは6)にするかオーバーデンチャーにするか。埋め込むインプラントの種類、上部構造(人工歯)の材料などご予算にあわせて選択することができます。当院では、それぞれのメリットやデメリットについてもご説明して、ご納得して治療を受けていただけるように努めています。

CT診断とカウンセリングを受けて相談する

失った歯に対して、少ない本数でインプラント治療ができるフルマウスインプラントは、多くのメリットがある治療ですが、患者様にとって最適な治療を選択するためには、口腔環境(お口の中の状態)の診査・診断をしっかりと行う必要があります。

インプラント治療は、患者様にとってはよくわからないことが多いでしょうし、治療方法や使用するインプラント体(人工歯根)、上部構造(人工歯)の選択肢も様々です。
当院では、CT(平面的なX線写真とは異なりコンピューター上であごの骨や神経、血管などの位置関係を再現する装置)診断も含む無料カウンセリングを実施しております。患者様のご希望をお伺いして最適な治療計画をご説明・ご提案しますので是非ご活用ください。