費用を抑えて治療したい

治療費用を抑えたい

インプラント治療は、医療保険が適用されない自由診療であり、かつ精密な材料や外科手術を伴う治療ため、高額な医療費がかかります。この医療費がネックとなって治療に踏み切れないという方もいらっしゃると思います。

当院では、歯を失ってしまったより多くの患者様にインプラント治療という選択肢をご提供するために、できるだけ費用を抑えられるような取り組みを行っております。

費用を抑えたインプラント体を選ぶ

当院では、世界中から厳選した12種類のインプラントを治療に使用しています。この中には、実績こそ少ないながらにも品質は遜色のない価格帯の安いインプラントもあります。このようなインプラントを使用することで治療費を抑えることができます。

追加の手術を省略できる方法を選ぶ

インプラント(人工歯根)を埋め込むあごの骨に厚さや高さがないなど骨の量が足りない場合には、骨を増やすための手術を追加で行う必要があり、その分費用が高額になってしまうところですが、当院では形状に特徴があるインプラント体を用意しているため、追加の手術を回避できる場合があります。

当院の費用を抑えたインプラント体

インプラント体(人工歯根)は、世界中の多くのメーカーより100種類以上発売されており、その価格も大きな差があります。歯科医院によってインプラント治療の費用に大きな差がある場合は、品質に信頼性の乏しい格安のインプラント体を使用している場合があるのでご注意ください。
当院では、厳選した12種類のインプラント体を取り扱っており、その中でも価格帯の安いインプラント体があります。安い理由は後発メーカーであったりということがありますが、実績の数やシェア率※こそ老舗のメーカーに劣るものの、いずれも一定以上の品質を確認しておりますのでご安心ください。

※シェア率が高いインプラントは多くの歯科医院で取り扱っているため、緊急な場合などでも対応ができることが多いメリットがあります。

オステム社 TSⅢA

オステム社は、現在アジアシェアNO.1で、日本でも広く使われるようになってきたインプラントメーカーです。

後発メーカーのため、他のインプラントの優れた部分を取り入れた、幅広い症例で利用できるインプラントです。開発費を抑えられているため、比較的低価格なこともメリットです。

インプラント体 130,000円  アバットメント(土台)50,000円

NEODENT社 GM Helix

NEODENT社は、ストローマンのセカンドラインとして、令和元年6月に日本で承認された注目の新しいインプラントメーカー。

デュアルスレッドで柔らかい骨から硬い骨まで様々な骨質に対応。即時荷重(すぐに土台と仮歯が入る)・抜歯即時(抜歯と同時に入れる)に最適なインプラント。

インプラント体 170,000円  アバットメント(土台)60,000円

松風バイオフィックス社 BIOFIX

バイオフィックスインプラントの素材はグレード4の純チタンを採用しています。腐食しにく生体親和性が高い、長期間の利用が期待できるインプラントです。

マイクロスレッドを長くして、接触面積と封鎖性を向上。 軟らかい骨質でも良好な初期固定が得られ、優れた素材と独自のデザインを採用。 日本の優れた技術で質の高いインプラント。

インプラント体 170,000円  アバットメント(土台)60,000円

バイオホライズン社 レーザーロック

独自の特許技術「Laser-Lok」によって、歯肉(粘膜)との結合力を高めたインプラントです。独自技術の開発までには、多数の動物実験や臨床実験が行われているので、 安全性も高くなっています。歯肉との結合により、細菌侵入を防ぎ、歯周病などにも効果があります。

インプラント体 170,000円  アバットメント(土台)60,000円

費用が安い場合の
確認しておくべきポイント

高額な医療費のイメージがあるインプラント治療ですが、医療保険が適用されない自由診療であるため、医療費は歯科医院によって様々です。患者様にとっては、安い価格で提供していることには魅力を感じることだと思いますが、インプラント治療は外科手術を伴う精密さが要求される治療のため、歯科医院選びに注意をしないと思いも寄らないトラブルや医療事故に巻き込まれる可能性もあります。

ますは、以下のようなポイントを押さえて歯科医院を選ばれることをお勧めします。

費用の内訳を確認しましょう

治療の前には見積もりを取って明細を確認しましょう。
インプラント治療は、材料費や検査の費用、手術の費用の他にもオプションの費用などで構成されます。ホームページなどで確認できる価格が治療費の総額ではない場合もありますので、必ず確認することをお勧めします。中には専門用語で記載されていることもあるので、しっかり説明を受けると良いでしょう。

使っているインプラント体を確認しましょう

歯科医院によって取り扱っているインプラント体は異なるので、提示されている費用が安い場合には特に注意して確認する必要があります。有名なメーカーのインプラント体を扱っている歯科医院でも、費用を落としたプランでは別のインプラント体を使用する場合があります。
メーカーや名前を見ても良くわからない場合は、安全性を示すデータなどの資料を見せていただくのも良いでしょう。

設備が整っているか確認しましょう

インプラント治療を行う設備や環境には特に決まりがありませんが、外科手術を伴う高度な医療ですので、治療の失敗や感染症、後々のトラブルを避けるためには、できるだけ設備が整っている歯科医院を選ぶことをお勧めします。

歯科用CT

インプラント治療は、インプラント(人工歯根)を骨の中に埋め込む治療です。骨の中は外からは確認できず、骨の状態や血管、神経の位置関係は患者様によって異なります。そのため、事前の検査で多くの情報を確認できるCTは大きなメリットがあります。CTは平面で確認するX線写真とは異なり、コンピューター上で立体的に骨や血管、神経などを確認できます。また歯科用のCTは、医科用と比較して被ばく線量も少ないため安全性も高いのが特徴です。

個室のオペ室(手術室)

外科手術は感染症のリスクが伴うため、徹底した衛生管理が求められますが、個室のオペ室であれば、高いレベルで衛生管理された環境が実現できます。また、手術の際に手元に影ができない無影灯や、手術中の患者様の状態を確認できる生体監視モニター、緊急時に備えてAED(自動体外式除細動器)や酸素ボンベなども完備しているとさらに良いでしょう。