切らないインプラント治療
インプラント治療では、通常歯ぐきを切開してあごの骨から剥がし、ドリルであごの骨を切削することになります。切開するということは身体を傷付けることですから、治療後には痛みや腫れがでることになります。
当院では、患者様にかかる負担をできる限り少なるするために「切らない」インプラント治療を多くの症例で実践しています。
切らないインプラント治療とは
インプラント治療において、切らないとは歯ぐきを切開しないことにほかなりません。歯ぐきを切り開くことなくあごの骨を削り、インプラント体（人工歯根）を埋め込むということはイメージできないかも知れませんが、当院では事前の検査とシミュレーションによってこのフラップレスインプラントという術式を確立しています。
患者様の負担を軽減
歯ぐきを切開しないで手術を行うことの最大の目的は、患者様の負担を減らすことです。インプラント治療は、外科手術を伴う高度な医療ですので、少なからず患者様には負担がかかるものと認識しており、この身体的な負担や精神的な負担を少しでも減らせるように取り組んでおります。
身体的負担の軽減
歯ぐきを切り開くことなく治療ができるということは、身体にかかる負担を減らせることに直結します。身体を切る（＝傷付ける）ということは少なからず身体にダメージがある訳ですから、治療後の痛みや腫れもより顕著に表れることになりますし、治癒にかかる期間にも影響します。
精神的負担の軽減
切らないインプラント治療は、外科手術がシンプルで体への影響範囲も少なくなり、トータルの治療期間も短くすることができます。このため、患者様の精神的な負担も大きく軽減できると考えています。
負担軽減によるメリット
インプラント治療は、失った歯の機能を取り戻す治療として優れた治療法ですが、入れ歯やブリッジといったその他の治療法と比較して、治療期間や外科手術という手段からくる恐怖心で躊躇されることも多いと思います。
当院では、より多くの患者様にインプラントという選択肢を普通に持っていただけるように、身体的な負担や精神的な負担を減らすことを大切にしています。
これらの負担がなくなることで、インプラントや入れ歯、ブリッジなどを純粋に治療のメリット・デメリットで比較して選択を行えることになります。これは患者様にとっても大きなメリットとなると考えております。